上土シネマミュージアム・小ホールの映写機を、再生事業の一環として修理しました。
「上土シネマ」閉館(2008年)から16年、ずっと止まったままになっていた映写機です。

※音量にご注意ください※

まずは三相200V電源の新設工事、次に機械を動かすための修理、と段階を経て無事、動きました。

上土シネマミュージアムの映写室に電気を通すための電気工事
映写室の三相200V電源を新設するための電気工事
上土シネマミュージアムの映写機を修理する様子
映写機の修理

この映写機は本体が1995年製、上のランプ部分が1968年製で、当時のお金で1機あたり500万円程するそうです。

同じく止まったままになっていたスピーカーも動かすことができ、しばし当時の映画館の雰囲気を味わいました。

映画館のスピーカー(アルテック社製)
アルテック社製のスピーカー
上土シネマミュージアムの小ホールで映画鑑賞する様子
当時、映画館で流れていた懐かしいCMを鑑賞しました

今後、上土シネマ(旧:松本電気館)再生事業の一環として、この映写機を活用し、フィルム映画上映会を定期的に開催していきたいと思います。