上土（あげつち）シネマミュージアムとは、2008年に閉館した映画館「上土シネマ」を再生したレトロ体験型博物館です。

上土シネマは、1917年（大正6年）ごろ松本電気館として開館後、改名を重ねながら地域に愛される映画館として約90年親しまれました。

しかし、周辺環境の変化や建物の老朽化により、2008年に閉館。
その後2016年に、近代のまちの歴史を伝え、まちの魅力向上につながる建造物として「松本市近代遺産」に登録されました。

この上土シネマを、上土商店街振興組合・大正ロマンのまちづくり協議会・(株)ラージヒルの三者の業務提携により、建物はそのままに館内を改装し、このたび「上土シネマミュージアム」として再生しました。

館内では、４つの新たな企画・サービスを提供。
松本城やお城下町に訪れた観光客のみなさまにも、日本レトロを体感し、日本の文化・風習への理解を深めることができる催しを常設しています。

上土シネマ所蔵の映画ポスター約7000点より、往時を懐かしめるものを厳選し、紹介コメント付きで展示。また、松本城やお城下町の日本レトロな記録写真を、今と昔を比較するポスターとして展示します。
館内は自由に撮影OK。旧映画館の券売所や映写室など、普段立ち入る機会の少ないレアな場所、昔の街並み写真や古い映画のポスターを背景に記念写真の撮影をお楽しみいただけます。

２分で着脱できる日本の大正時代のコスプレ衣装をご提供。
趣のある街並みや松本城をバックに、日本レトロな自撮り撮影をご自由にお楽しみください。
お城下町のフォトスポットマップも館内でご紹介します。

日本の古くからの文化・風習を当時の記録写真と解説付きで紹介するレトロポストカード。
各カードの二次元バーコードから、さらに詳細な日本レトロを解説紹介するWebサイトにアクセスし、その内容をSNSでお友達にシェアすることができます。
また、上土レトロのオリジナル缶バッジなど、各種オリジナルグッズを販売します。

パズルとなぞを解いてオリジナルグッズをゲット！
上土シネマミュージアムの開館に合わせて、「なぞとき『数独』パズルラリー in 上土商店街」が
スマートフォンで無料参加できる常時開催のパズルラリーとしてオープンしました。
ペンシルパズル『数独』の練習問題を、スマートフォン上で無料で楽しめます。
数独はすべて、パズル専門出版社「ニコリ」が制作したオリジナル問題。はじめての方もパズル好きの方もお楽しみいただけます。

※「数独」「ペンシルパズル」は株式会社ニコリの登録商標です