2025年6月21日(土)、22日(日)に松本CINEMAセレクト様主催にて下記のフィルム映画上映イベントを開催します。

『キューポラのある街』
『帝銀事件 死刑囚』

当館のフィルム型映写機が動く様子を間近でご覧いただける絶好の機会です。
ぜひご参加ください!

前売り券は下記サイトまたは上土シネマミュージアム店頭(営業時間:10:00~17:00)にてお買い求めください。

イベント詳細

開催日時: 2025年6月21日(土)、22日(日)
会場  : 上土シネマミュージアム 小ホール
       (松本市大手4-10-12)
料金  : チケット1,000円均一
主催  : 特定非営利活動法人コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト
後援  : 一般社団法人上土シネマミュージアム
      一般社団法人コミュニティシネマセンター

戦後の1948年混乱期、GHQの占領下で起きた謎の多い事件を豊科出身の熊井啓監督が映画化した『帝銀事件 死刑囚』と吉永小百合主演の青春映画『キューポラのある街』と記憶されている人も多いと思うが『帰還事業』が作品の中で重要な意味を持って描かれ、現在の悲劇に繋がっている作品でもある。
1回目の企画上映として、敗戦80年今年、もう一度観るべき作品として企画いたしました。

◆タイムテーブル

6月21日(土)
14時00分~15時40分 キューポラのある街
16時00分~17時47分 帝銀事件 死刑囚

6月22日(日)
10時00分~11時48分 帝銀事件 死刑囚
     アフタトーク 信州大学 飯岡詩朗教授
13時00分~14時39分 キューポラのある街

作品紹介

『キューポラのある街』
貧しい中でもひたむきに生きるジュンを演じたのは当時17歳の吉永小百合。貧困を始めとする厳しい生活の中で、懸命に生きる姿を熱演しまさに演技開眼、ブルーリボン賞主演女優賞を受賞し本作により名女優への道を歩むことになる記念碑的な名作。

監督 浦山桐郎
脚本 今村昌平 浦山桐郎
原作 早船ちよ
出演者 吉永小百合 浜田光夫 東野英治郎 加藤武

製作会日活
配給日活 /1962年/99分
第13回ブルーリボン賞作品賞受賞
第13回ブルーリボン賞新人賞
第3回日本映画監督協会新人賞(浦山桐郎)

鋳物の町、埼玉県川口市では銑鉄溶解炉キューポラが林立し、職人たちとその家族が日々厳しい生活を送っていた。ジュンの父・辰五郎も職人で工場に勤めていたが、大工場に買収され辰五郎はクビに。退職の涙金も出ず辰五郎の家は苦しくなった。貧しく厳しい生活の中でも、ジュンたち姉弟の心の中にはひたむきに、未来への灯があかあかとともっていた…。(C)日活


『帝銀事件・死刑囚』
帝銀事件の真相を緻密な調査に基づくオリジナル脚本に則り、ドキャメンタリ―タッチで追及。これが初監督とな熊井啓が名声を確立した社会派サスペンスの傑作。

 監督 脚本 熊井啓 
 出演者    信欣三内 藤武敏 井上昭文

 配給 日活1964年/108分

東京都豊島区の帝国銀行椎名町支店に、白衣を着用し「防疫班」の腕章をした東京都衛生課員を名乗る男が『近くで赤痢が発生したので予防薬を飲んでもらう』と行員16人に青酸化合物を飲ませて12人を殺害(4人生存も、うち1人は後に死亡)。現金16万円と小切手を奪って逃走した。無惨な大量毒殺事件は、テンペラ画家:平沢貞通被告が逮捕され、死刑確定する。拷問による自白、被告の精神疾患や証言の不明瞭さに加え、謎の「名刺の男」、731部隊、GHCの介入など、様々な背後の動きとともに、事件は闇の中に迷走する。(C)日活

お申込み方法

前売り券は下記サイトまたは上土シネマミュージアム店頭(営業時間:10:00~17:00)にてお買い求めください。

下記、二次元バーコードからもアクセスしていただけます。





当日の会場利用につきましては、一般社団法人上土シネマミュージアムのご案内にてご利用ください。